ふだんの活動は、会員それぞれが行う聞き書き活動と月一回の定例会から成り立っています。
各会員が書いた聞き書き原稿は、定例会で全員で読み合い、批評しあって推敲を重ねたうえで冊子にまとめます。
これまでの活動の一部をご紹介します。
各会員が書いた聞き書き原稿は、定例会で全員で読み合い、批評しあって推敲を重ねたうえで冊子にまとめます。
これまでの活動の一部をご紹介します。
蒲田今昔写真展会場での聞き書き
2011年10月、蒲田東急プラザで行われた昭和のはじめから40年代にかけての蒲田を写した写真展の会場で、聞き書き活動を行いました。
来場された方に写真の中の蒲田の時代のことを聞き取りました。
断片的な思い出も、他の来場者の方のお話とあわせるとはっきりした形になったりすることがしばしばありました。
また、会場は、知らない来場者どうしが思い出を通じて親しく会話を交わす場面があちこちで見られました。
写真展は、ただ黙って写真を眺めるだけではなく、写真をとおして同じ時代の空気を呼吸した人どうしがつながる場になりました。
『初めての聞き書き』冊子発行
区民大学受講中に行った聞き書きを和多田先生のご指導を受けてまとめた、当会はじめての聞き書き冊子で2011年11月に発行。
聞くことのむずかしさ、聞いた内容を口調そのままに人柄を伝えながら書くむずかしさに直面しながら原稿をまとめました。
できあがった原稿を先生はじめ他の人の視点から読んで批評してもらう経験も貴重でした。大田区内の図書館で閲覧・貸出できます。これから聞き書きをしてみたいと思う方のご参考にもなると思います。
東日本大震災被災者の方の聞き書き
東日本大震災で被災され、大田区で避難生活を送られている方々への聞き書きを2012年夏から始めて、現在も続けています。第一集の冊子は2013年3月に発行、大田区内図書館・公共施設にあり閲覧・貸出できます。どうぞご覧ください。
2012年度文集
会として取り組んだ東日本大震災避難者の方々への聞き書きのほかに、メンバーが個々に行った聞き書きを文集としてまとめました。